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転職面談で押さえるべきポイント

前回のブログでは、求人媒体でのスカウトメールについてご説明いたしました。今回は次フェーズとなる面談についてご説明していきます。どれだけスカウトから面談に繋げることができても、求職者の要望に合った面談が実施できなければ、面談後のフェーズに進めることはできません。ヒヤリング力、求人提案力、それぞれ分類して解説していきたいと思います。

ヒヤリング力

転職者の過去、現在、未来をしっかりとヒヤリングしてキャリアアンカーを押さえる必要があります。ヒヤリングの内容をもとに求人をご提案する方向性が決まるので、転職者のニーズや思考性をしっかりと押さえるヒヤリングをしていきましょう。

過去

学生時代の就職活動の軸や、過去在籍した企業になぜ入社することを決めたのか、過去在籍した企業では主にどんな仕事をしていたのか、過去は主に転職者の過去の情報をヒヤリングします。特に転職者がこれまでキャリアとして経験してきたことの中で何が大事なのか、転職者が自分で感じていない定性的な強みや姿勢、性格の志向性などを確認することが大事です。

現在

過去を踏まえてなぜ現職を選んだのか。現職では主にどういった仕事をしており、これまでどういった実績を出してこられたか。そして現在、なぜ転職を検討しているのか、どういったところで転職を考えているのか現在の転職者の状況をヒヤリングします。現在のヒヤリングで大事になってくるのが、転職者のWillとCanをしっかりと押さえることです。Willは転職者が転職でしたいこと、やりたいこと、Canは転職者がこれまでの業務経験をもとに出来ることです。WillとCanが一致していれば特段問題はありませんが、WillとCanがかけ離れていると期待値を調整していく必要があります。もちろん転職者のWillを聞き入れることも大切です。ただ、転職マーケットにおいて大事になってくるのは、何が出来るのかのCanになります。ですのでいかにWillとCanの期待値調整を行い、Can寄りで転職することのメリットを伝えることが、キャリアアンカーを押さえていく上でも重要となってきます。

未来

過去、現在でのヒヤリング内容をもとに転職者の思考性などを踏まえて将来のキャリアアンカーを押さえることが大事です。友人がオススメしているから、希望業界、職種に憧れがあるから興味を持っている転職者も多いですが、重要となってくるのが、転職者の希望を叶えつつ、転職者の将来のキャリアに対して、キャリアを成長させていくこと、なぜやりたいのかヒヤリングしていきます。

求人提案力

ヒヤリングで押さえたキャリアアンカーをもとに、転職者に合った求人をご提案します。いかに転職者のキャリアアンカーを押さえた求人票をお送り出来るかどうか、いかに転職者が欲しい情報を渡すことが出来るのかが大事になってきます。

応募承諾率が高いエージェントはWilとCanを整理し、合意形成を行ったうえで求人のご紹介をすることを確実に行っております。エージェントの中には1回で面談を終わらせる方法もあれば、2回に分けて面談を行う方法もあります。どちらも大事になってくるのが、1回目の面談を終えた時点で転職者と転職活動の合意形成を取れているのか、合意形成の方向性に間違いがないかということです。

求人票もただ送るだけではなく、なぜ転職者にご提案するのか理由をしっかりと明記する必要があります。求人票の情報だけでは、ご提案する企業の魅力やどういったキャリアを築いていけるのか、転職者にとっては不明確なところもあります。そこをしっかりと押さえることで、より応募に繋がります。ただ求人票を送るだけや転職者が欲しい情報を渡すことが出来なければ、なぜ提案されたのか理由が分からず、応募に繋げることは難しいのではないかと思います。

まとめ

エージェント歴が浅い方は、面談実施後に応募が取れずに流れてしまう方が多いのではないでしょうか。会社のヒヤリングシートのフォーマット通りに面談を行い、転職者の志向性やキャリアアンカーを押さえることが出来ず、面談を終えてしまう傾向にあります。逆に歴が長い方は、転職者のキャリアアンカーをしっかりと押さえ、転職者のキャリアアンカーに合わせた求人の提案、提案理由などをしっかりと説明します。もし、なかなか転職者の応募が取れない方は今回のブログを参考に実施していただけたらと思います。

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